ある病院で”乳がん”であると診断されてしまった。ショック、そして恐怖と絶望。
もうどうでもいいと投げ遣りになる前に、どこででも良いから早く切ってもらおうと
考えるその前に、一度セカンドオピニオンを求めてみましょう。
”乳がん”であると言われたといって来院した方でも、精密検査をしてみると実は
乳がんではなく良性のしこりであった、ということがよくあります。乳腺の病気は、
誰が診断しても同じという訳ではありません。
特に最近、女性ホルモンの影響を受けてタイプの良性腫瘍では、乳がんとの区別の難しい
ものがあるのです。
一度診断してもらったのに他の病院へ行くのは気が引ける、先生を裏切るような気がする、
とお感じになる方も多いと思いますが、今の主役は誰でしょうか。
そう、お医者さんではなく、あなた自身なのです。あのときこうしておけば・・・、
ということのない様に前向きの姿勢を持ちましょう。
すべての病気に対して完璧な医療のできる医師が存在するわけではありません。
それぞれ得意不得意な分野があります。得意な部分だけをお願いしたい、
それは誰でも望む、あたりまえのことではないでしょうか。




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